産後のママの過ごし方

産後の緩みが気になって、すぐにでも骨盤底筋トレーニングを始めたい気持ちは分かりますが、かえって逆効果になってしまうこともありますので、焦らずに順番に進めていきましょう。

出産直後は、疲れを取るためになるべく安静にして過ごしましょう。骨盤ベルトは出産直後から締めてもOKです。腰骨から握りこぶし一つ分くらい下の所で締めます。

出産から3週間の間は、赤ちゃんのお世話以外ではなるべく体を起こさないようにしましょう。

出産後4週目からいよいよ骨盤底筋トレーニングを開始します。
ただし、ポッコリお腹が気になるから・・・と突然腹筋運動などを始めることは禁物!骨盤底筋を回復させる前に腹筋や太ももの筋肉をつけてしまうと、骨盤底筋が安定してない所に余計な圧力がかかり、かえって回復を遅らせることにもなりかねません。まずは骨盤底筋のみのトレーニングから開始しましょう。

具体的なトレーニングのやり方は、『膣トレのやり方』のページを参考にしてください。道具を使わないトレーニングから徐々に始めるようにしましょう。

⇒膣トレのやり方のページを読む

一ヶ月検診に行く頃にはほぼ普通の生活ができるようになるはずです。この頃から、少しずつ腹筋や太ももを鍛えるトレーニングを開始していきましょう。ただし、尿漏れやお風呂の際に膣にお湯が入って来るようであれば、もうしばらく骨盤底筋を鍛えるトレーニングのみにするようにしてください。

骨盤底筋トレーニングが必要な理由

女性が女性らしく生きていくためには、骨盤を整えることが欠かせません。

骨盤が広がってしまうと、骨盤の上に位置する内臓が下がってきてしまい、下腹がぽっこりと出てしまいます。また、本来前傾している骨盤が後ろに傾いてしまうと、猫背やお尻のお肉のたるみの原因となってしまいます。

骨盤底筋トレーニングで骨盤を整えておけば、ぽっこりお腹が解消するだけではなく、内臓が正しい位置に収まるので、骨盤内のめぐりがよくなり、新陳代謝が良くなり、余計な脂肪もつきにくくなります。つまり、骨盤底筋は、ウエストだけではなく、体全体のボディーラインに影響を与えているのです。

骨盤底筋トレーニングは、体のラインの為だけに必要なものではありません。
骨盤内のめぐりが良くなると、女性ホルモンの分泌やめぐりが正常化し、女性本来が持つ美しさと機能バランスが整います。すると、生理痛が改善されたり、更年期障害の症状が軽くなったりするのです。

産後の骨盤は交通事故にあったくらいのダメージを受けていると言われています。出産後も女性らしく美しく生きていくためには骨盤底筋トレーニングは欠かせないのです。